北野建設スキー部は1971年にウインタースポーツの普及と地域社会への貢献活動の一環として創設されました。
北野建設の本社のある長野市周辺には、志賀高原、白馬、野沢温泉等、日本有数のスキー場が多数あり、
スキーの国際大会、国内大会も毎年開催されるなど、選手育成の環境が整っており、
多くのトップクラスのスキー選手を輩出しています。
当時、スキー文化の発展に寄与する事がこの地域の特性を生かした社会貢献活動であると考え、
長野県スキー連盟からの要請も後押しとなり、北野建設スキー部が創設されました。
創設以来万全のサポート体制で強化に取り組み、1972年札幌大会から北京大会まで
14大会連続してオリンピックに日本代表選手、コーチを送り込み、
これまでにクロスカントリーの佐々木一成、ノルディック複合の金メダリスト荻原健司、
その弟の荻原次晴、モーグルの上村愛子などが多くの実績を積み上げるなど選手のレベルも向上し、
世界的に優秀な成績を上げられるようになりました。
現在はノルディック複合の渡部暁斗・渡部善斗、ジャンプの丸山希の3名が所属し、
オリンピックでのメダル獲得をはじめ、ワールドカップや世界選手権で表彰台に上るなどの実績を上げ、
日本のスキー選手育成ならびにスキー競技の国際的な発展に寄与しています。