上村愛子選手の引退記者会見が行われました

4月1日に上村愛子選手の現役引退記者会見が長野市内のホテルで行われました.

会見の冒頭に会長兼社長の北野より「上村選手の長い競技人生の間、みなさまより温かいご声援を頂きありがとうございました。上村選手は選手を引退しますが、今後も当社の社会貢献事業を引き続きご支援頂きますようにお願い申し上げます。」と挨拶がありました。

■上村選手会見

3月27日に白馬で行われた全日本選手権モーグル競技を最後に引退することに決めました。これまで応援して下さったみなさま、支えた下さったみなさまに心から感謝しています。モーグルに出会ってからのこの２０年間は毎日夢や目標に向かって過ごすことができ、最後まで競技に打ち込むことができて本当に幸せな競技人生でした。長野に引っ越してきたおかげでスキーがある環境で育ち、モーグルに出会い、長野オリンピックに出場し、北野建設に入社し、長野との縁にも感謝しています。これからいろいろ期待されていると思いますが、まずは現役選手中にはできなかった家族との時間を大切にしながら、スキーとモーグルを応援していける存在になれたらと思っています。最後の最後までアタックすることができて充実した競技人生でした、みなさま本当にありがとうございました。

Q：引退したという実感はあるか？

先日まで試合に出場していたので、まだあまり実感はありませんが、このような記者会見で実感していくと思います。

Q：１番印象に残った試合は？

１番というのは決められないが２つの大会が印象に残っています。１つめは、オリンピックに出たいという夢をかなえた長野オリンピック。もうひとつはオリンピックの中でも自分が取り組んできた技術をいちばん出していきたいと思ったソチオリンピックです。

Q：メダルには届かなかったがそれ以上に得たものは？

オリンピックのメダリストの仲間入りはかないませんでしたが、メダルという大きな目標を持ったおかげで、毎日トレーニングに励み、毎試合結果を出そうと頑張ることができ、前に進む原動力となりました。メダルは取れませんでしたが、そこを目指す大切な時間を与えてもらいました。

上村愛子選手長い間本当にお疲れ様でした。