コンバインドW杯個人最終戦が3月15日にスウェーデンのファルンで行われ、渡部暁斗選手は1位となり2季ぶりの優勝を飾りました。
来シーズンのノルディック世界選手権が行われる地であるファルン、当日は強風の影響でジャンプを飛ぶことが出来ずに団体戦を個人戦に変更し前日の予備飛躍の結果を採用して後半のクロスカントリーが行われることになりました。予備飛躍で98mを飛び、総合優勝を既に決めているドイツのフレンツエルと2秒差の2位の好位置でクロスカントリーをスタート。スタートしてすぐにフレンツエル選手を捉えて並走し後続を引き離しにかかります。積極的なレース運びでフレンツエル選手を振り切ると、追い上げてくるノルウェーのグラバーク選手、イタリアのピティン選手との差を冷静にはかり最後の力を振り絞りゴール!2シーズンぶりに表彰台の1番高いところに上りました。また、渡部暁斗選手はこのレースで2年連続のシーズン総合3位を決めました。
16日に予定されていた団体戦は天候不順のためキャンセルとなりコンバインドチームは今シーズンのW杯の全日程を終了しました。
1位 渡部 暁斗 22:07.5 2位 GRAABAK Joergen(NOR) +4.9 3位 PITTIN Alessandro(ITA) +6.8
17位 渡部 善斗 +1:16.4 31位 永井 秀昭 +1:56.5
オフィシャルリザルト http://data.fis-ski.com/pdf/2014/NK/4167/2014NK4167ROF.pdf
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